第166回芥川賞・直木三十五賞が発表されました。

芥川賞・直木賞はどちらも昭和10年に制定。芥川賞は新聞・雑誌に発表された純文学短編作品が対象で、主に新人作家に与えられます。

一方、直木賞は新聞・雑誌、単行本で発表された短編及び長編の大衆文学作品を対象としており、主に新進・中堅作家に与えられます。

両賞ともに昨年12月17日に候補作が示され、本年1月19日に受賞作が決定しました。

候補作及び受賞作は以下の通りです。

■第166回芥川龍之介賞(文芸誌) ※作者五十音順・敬称略
石田夏穂「我が友、スミス」(すばる11月号)
九段理江「Schoolgirl」(文学界12月号)
島口大樹「オン・ザ・プラネット」(群像12月号)
砂川文次「ブラックボックス」(群像8月号)  芥川賞受賞作
乗代雄介「皆のあらばしり」(新潮10月号)

■第166回直木三十五賞(出版社) ※作者五十音順・敬称略
逢坂冬馬『同志少女よ、敵を撃て』(早川書房)
彩瀬まる『新しい星』(文藝春秋)
今村翔吾『塞王の楯』(集英社)       直木賞受賞作
柚月裕子『ミカエルの鼓動』(文藝春秋)
米澤穂信『黒牢城』(KADOKAWA)     直木賞受賞作

1月27日現在、 『同志少女よ、敵を撃て』 と 『ミカエルの鼓動』 は島内図書室に所蔵しております。

お探しの方はスタッフまでお声がけください。

また、他の直木賞候補作品に関しましては順次入荷予定です。

島内にまだない図書も県立図書館より取り寄せが可能です。お気軽にお問い合わせください。